ストーンのクオリティについて
About our stone quality
ストーンの品質に関する拘り
ストーンは、天然石であるため、その品質は個体差があり、形状、透明度や色の濃淡、その他に模様、キズや内包物といった様々な要素によって違いが見られます。
しかし、ストーン市場においては確立した判断基準や規格が存在しておらず、各販売店がそれぞれの基準に基づいて品質に関するグレードを記載しているのが現状です。
また、近年は加工技術の進歩により、異なる鉱物や素材を用いた人工的に製造されたストーンやコーティング、着色などの加工を施されたものが市場には多く出回り、どこまでを天然石と呼ぶのか「天然石の定義」が曖昧になりつつあります。
そこで、私たちはお客様に安心とご満足頂くため、ストーンのクオリティについて、私たち独自の検査と判断基準を定めています。また、⑴加工処理 ⑵キズや内包物のあるストーンについては、その加工や内包物等の詳細について記載をし、お客様ご自身に判断頂けるようにしています。
definition
天然石についての当店の定義
『素材となる鉱物の本質を変更せず、素材の本来もつ美しさを引き出す加工のみ』の場合について天然石であると考えています。
当店が天然石と認める範囲
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1
研磨
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2
オイル、ワックス、コーティングによる磨き上げ等、本来の美しさを生じさせる処理 ( 簡易な含侵を含む。)
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3
加熱
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4
同一鉱物への着色 ( 例 : 白珊瑚に赤い着色をし、赤珊瑚とする )
inspection
検査方法
私たちは使用するストーンについて下記の検査を実施しています。
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1
熱伝導率を利用した宝石鑑別機(ジェムテスター)による鑑定
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2
比重による鑑定
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3
ルーペによる鑑定 … 内包物、キズ、 貼り合わせ等の人工的な加工等の確認